百十四銀行の初公判 3被告起訴内容認める(産経新聞)

 百十四銀行九条支店(大阪市)の不正融資事件で、会社法の特別背任罪に問われた元支店長の木谷康敏(55)、元課長代理の熊野宏昭(38)、元暴力団組員の小川哲生(40)の3被告の初公判が5日、大阪地裁(遠藤邦彦裁判長)で開かれた。木谷被告は起訴内容をおおむね認めた上で、「小川被告に弱みを握られた。積極的に銀行に損害を与えてやろうという気持ちはなかった」と述べた。他の2人は起訴内容を認めた。

 また、木谷被告は「銀行の名誉を傷つけ、信用を失墜させたことをおわびしたい」と謝罪した。

 検察側は冒頭陳述で、木谷被告らがゴルフや飲食などの供与を受け、小川被告との関係を深めたと指摘。「引き続き供与を受けられることを期待して追加融資を決定した」と主張した。

 起訴状によると、木谷被告らは平成19年8月〜20年1月、不動産などの確実な担保がないまま、小川被告が経営する有限会社4社に対して計約9億円を貸し付け、百十四銀行に損害を与えたとされる。

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