菅氏が出馬表明=4日に民主代表選−後継選び本格化(時事通信)

 民主党は2日午後、辞任表明した鳩山由紀夫首相の後継の代表選びに本格的に着手した。内閣のナンバー2として首相を支え、最大勢力の小沢一郎幹事長のグループ(150人規模)とも一定の関係を保つ菅直人副総理兼財務相が有力視されている。菅氏は立候補の意向を表明した。小沢氏の動向が焦点となりそうだ。
 代表選は4日午前に告示され、同日の両院議員総会で党所属国会議員の投票により新代表を選出する。山岡賢次国対委員長は2日夜、4日に衆参両院本会議で首相指名選挙を行い、同日中に新内閣の組閣を終える日程を検討していることを明らかにした。
 菅氏は2日午後、首相官邸で首相と会い、「国民が民主党政権に期待したことを十分に実らせる時間はなかったが、しっかり引き継いでいきたい」と出馬の意向を伝えた。首相は「ぜひ頑張ってほしい」と激励した。この後、菅氏は前原誠司国土交通相と会い、支援を要請し、前原氏は「仲間と相談して連絡する」と答えた。
 菅氏のグループは同日夜、都内のホテルで会合を開き、党内情勢を分析。菅氏は「民主党の原点に戻った形でやりたい」と表明。出席者によると、小沢氏との連携を主張する声が上がる一方、同氏の影響力排除を求める意見も出た。
 小沢氏と距離を置く枝野幸男行政刷新担当相は、「政治とカネの問題にきちんとけじめを付けてくれるなら、ぜひ菅さんに総理になっていただきたい」と述べ、条件付きで菅氏を支持する考えを示した。枝野氏は菅氏に電話し、こうした意向を伝えた。
 一方、小沢氏を支える当選2回以上の衆院議員を中心とする「一新会」や、小沢氏系の衆院当選1回のグループも会合を開き、「一致結束」を確認した。出席者の一人は「自前の候補を立てることもあり得る」と語った。 

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